1日遅れ



そんな私を秋介は優しく抱きしめた



胸の高鳴りがさらに増した





「昨日、こよりから貰えんの楽しみにしてたのによ

なんも連絡くれねぇし

欲しいなんていえないから、今日会いに行ったのに気づかねぇしさ」




呆れたような言い方だけど、どこかさっきよりも機嫌がいい気がする




「…ご、ごめんなさい」



秋介の腕の中で小さくなりながら謝った






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