100通目のラブレター
キーンコーンカーンコーン
「葵!」
私が、小4になる頃から始めたバスケ部の練習に行こうとしていると、海斗が声をかけてきた。
「ん〜?」
「今日の部活って、何時に終わんの?」
「えっと、確か7時だと思う」
「早いのな…。
う〜ん…30分待てるか?俺、7時半には終わる予定だから一緒に帰ろうぜ?」
「わかった」
「じゃな」
「うん」
海斗も私と同時期に友達の誘いもあって、野球部に入っていた。
私が部活を始めた頃になると、母が仕事に行くようになっていた。
だから、海斗の家と相談して、母が仕事で来れない日は、海斗の家の車に乗せてもらい、母が来れる日は、海斗も私の家の車に乗って……
という風にして一緒に帰っていた。
今日は母が来れない日だったからああして海斗が声をかけてくれたけど、
母が来れる日は、私が海斗に声をかけていた。
「葵!」
私が、小4になる頃から始めたバスケ部の練習に行こうとしていると、海斗が声をかけてきた。
「ん〜?」
「今日の部活って、何時に終わんの?」
「えっと、確か7時だと思う」
「早いのな…。
う〜ん…30分待てるか?俺、7時半には終わる予定だから一緒に帰ろうぜ?」
「わかった」
「じゃな」
「うん」
海斗も私と同時期に友達の誘いもあって、野球部に入っていた。
私が部活を始めた頃になると、母が仕事に行くようになっていた。
だから、海斗の家と相談して、母が仕事で来れない日は、海斗の家の車に乗せてもらい、母が来れる日は、海斗も私の家の車に乗って……
という風にして一緒に帰っていた。
今日は母が来れない日だったからああして海斗が声をかけてくれたけど、
母が来れる日は、私が海斗に声をかけていた。