インフィニティ(仮)
「そ、そうだね。」
僕らは外に出た。
そこはまるで雰囲気が変わってしまっていたアスガルドだった。
大地は燃え…
空は赤く染まり…
不死者達があふれている。
意外にもスルトが肉眼で確認出来る限り、一匹しかいない。
でも…あそこは僕の家の方向…!
「昴君!急いで!」
「はいはーい。」
僕たちはビフレストの前まで行き、走り抜けた。
「はあ…はあ。」
「昴君!もう少しだから頑張って!」
段々温度が上昇していくのが肌を通して分かる。
昴君の足取りが重い。
足元はふらつき、とうとう地面に倒れた。
「昴君!大丈夫!?」
僕は駆け寄り、昴君を揺さぶった。
揺さぶる時、左手が何かおかしい事に目がいった。
左手が腕を中心に紫色が広がっている。
昴君は唸りならが立ち上がった。
「だ…だいょうブイ!」
大量の冷や汗をかいてブイマークを突き出した。
「全然大丈夫じゃないよっ!」
見るからに具合が悪そうだ。
どうして急に…。
「今の君じゃあいつに勝てない。」