インフィニティ(仮)
あの無言で無視された黒ずくめの子だった。
「ふははははははははあぁぁぁーーーっ!死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ね死ねぇーーっ!!」
銃は乱射され見境なく飛んでくる。
「あ…!危ない!」
僕らは物陰に隠れた。
最初の無口な印象と違いすぎる…。
「くらうがいい…。サンダーサプレス!」
黒ずくめの男は右手のグローブから黄色い液体の入ったカプセルの様なものを生成し、片方の銃に入れた。
「フローズンサプレス!」
そして同じく薄い水色のようなカプセルをもう片方の銃に入れた。
「見るがいい!我が輩の華麗なる技を!そして地獄で後悔するのだ!これは我が輩からヌシへのプレゼント!それは地獄巡りの片道切符…。泣け!叫べ!ひざまづけ!恐ろしいだろう!それがヌシの運命っ!さあ!引導を渡してぐふっ!?」
スルトは燃え盛る右手を黒ずくめの男にあてた。
まともにあたった。…死んだかもしれない。
あんなに長々としゃべってるから…。
しかしスルトの高温をまとう腕は凍っていた。
そこにマントで自身を覆い…炎を遮っている彼がいた。