ハナミツ

*5th-1 止めない







******








「………。蓮花?」




ビクッとして、彼から少し離れた。





「………。」


「ごめん、な」



躊躇うように後ろから抱きしめられる、
かすかに香る石鹸の残り香に、
安心してしまいそうだ。



「……、びっくりしました。」



「ん……」





その、そういう事をするときの彼は、普段の
直昭さんではない。


だれか、別のひとみたい。

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