君がくれた約束[続編]
でも、言葉は簡単には出てこなくて、少しの時間でさえ長く感じ、涙が出そうになった。
シュウ、迎えに来てくれたの?
それともゆかりさんから裕介のことを聞いた?
早くなにか言ってよ。
そしてシュウが口を開いた。
「……元気……だった?」
「……うん」
「そっか……」
「シュウは……?」
「……うん」
ぎこちない会話がポツリポツリと続く。
ゆかりさんから聞いたこと、いろいろシュウから聞きたいのに言えない。
まだあのマンションに住んでるの?
私を待っててくれてたの?
今日はなんで来たの?
なんで……?
色んな気持ちや問い掛けも、言葉にすることが出来なくて、喉の奥が熱くなる。
そのとき、又シュウが口を開いた。
「……ごめん」
「えっ……?」
どういう意味?
シュウの『ごめん』の言葉に胸が押し潰されそうになった。
「……俺、なにから話せばいいのか分からなくて」
「……」
シュウは窓の外を見ながら言った。
「……倫子さんと別れて、倫子さんが幸せになれればそれでいいって思ってたんだ……始めは辛くても、時間が経てば昔みたいに暮らせるって……」
「……」