shortstory

「平凡で非凡な」


「平凡で非凡な」



どこが好きなの?


何度も聞かれた。


傍から見ると彼は魅力的ではないらしい。


なら、彼の魅力は私だけ知ってればいいのになんて、そんな意地悪なことを思った。


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