ぺピン
「まさか、就職した先の職場で再会するなんて思ってなかったわ。

どうしたらいいと思う?

逆恨みでもされたら面倒なだけだし」

面倒くさそうに相談してきた京香に、
「利用すればいいんじゃないか?」

男が言った。

「利用?」

聞き返した京香に、
「そう、利用。

その男も“身代わり”として利用すればいいんだよ」

男が言った。

「利用とか“身代わり”って言っても、そう言うの嫌いだと思うし…」

ブツブツと呟くように言った京香に、
「歓迎会があるじゃないか。

酔った勢いで、その男を“身代わり”にすればいい」

男はニヤリと笑った。
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