隣の席の苦手なキミと




南ちゃんは聞いても教えてくれそうにないし、

別に、病気とかじゃないっぽいから私は自分の理由を考えるのを一旦放置した。



その一週間後。




「会津くん…っ、私…」



トイレから教室に戻ろうとすると、可愛らしい女の子の声が聞こえた。



あれ、今、会津くんって……



声のした方を見ると顔を真っ赤にさせてる女の子とめんどくさそうな会津くんがいた。




「あの……っ、私、会津くんのことが好きなんですっ!」



そうやっていう女の子はとても可愛かった。



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