隣の席の苦手なキミと
会津くんが好きです。




次の日の放課後、1人で帰ってると加藤さんたちに声をかけられる。



今日もか……



そう思いながら後をついていく。



そして昨日のあの公園に着くなり、加藤さんは口を開いた。




「あんたさ、あのイケメンくんのこと好きなわけ?」



急にそんなことを聞かれ驚いてしまう。



てか、なんで知ってるの?



すると今度は佐藤さんが口を開く。



「昨日見ちゃったんだよね。アンタとあのイケメンくんが一緒に家から出るところ。
付き合ってはないのよね?」




そう聞かれコクリと頷くと加藤さんたちは笑う。



「何言ってんのよ、こんなやつがあんなイケメンくんと付き合えるわけないじゃん。」



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