隣の席の苦手なキミと




「会津くん、起きなって、そろそろ。HR始まるよ。」



南ちゃんが会津くんを起こしに向かう。



すると会津くんはムクりと起きて、




「おまえに言われなくても知ってるよ。」




キッと南ちゃんを睨んだのだった。




やば、南ちゃんに怒られるよ。


心の中でそう思ってると、南ちゃんは意外にもニコリと笑った。



< 23 / 300 >

この作品をシェア

pagetop