隣の席の苦手なキミと




それだったら……自分でキスするよ。



「私からする。」



そう言って私からキスをすると会津くんは優しく微笑む。



「ダメ。やっぱ両方。」



「えっ、話がちがっ……んんっ!」



会津くんは意地悪でキス魔なのかもしれない。



だけど私は、そんな彼が、いや、どんな彼でも大好きだ。



そう思ってしまうのは、きっと惚れた弱みなんだろうな。



大好きです、会津くん。





【END】



< 298 / 300 >

この作品をシェア

pagetop