最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子







二ヒッと笑うと、若松は訳がわからなそうな顔で首をかしげた。






そんな若松をおいて、私は帰路に急いだ。





「えっ!それってなんなの?!




ねえ、いいものって何?!




天ちゃん、置いてかないでよ!!」





必死にそのいいものについてを、聞いてくる若松をスルーする。






だって、お前に教えたら乙川がかわいそうだし。






私は滅多に歌わない鼻歌を歌いながら歩いた。




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