最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
「天ちゃんが蹴ってこない!?もしかして夏風邪!
あれってバカがなるもんだよね?!」
「やっぱお前しね」
私の額に手を当てて体温を測る若松の顔めがけて、頭突きをかました。
「痛い!でも、いつもの天ちゃんだ!
でも次は顔はやめてよ。若松さんのイケメンフェイスが傷ついちゃったら、全国の若松さんファンが悲しんじゃうよ!」
「お前に一生ファンができないような、ひっどい顔に変えてやろうか?
と言いたいけど、今日は許す。
お前が遅れてくれたおかげで、すっっげーいいもの見れた」