最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子






私は姉ちゃんの方を向くと、すでに違うことに興味がわいたのか、机の上に無造作に置かれたたくさんの賞品を一つ一つ見ていた。




そして、その中の一つの箱を持ち上げ、私に見せてきた。





「ちょちょちょっとはじめちゃん!




どうしたのこの化粧品!?」




姉ちゃんが見せてきたのは、みのりから貰った化粧品の箱だった。




「後輩から貰った」




「えっ!?後輩ちゃんお金持ちなの!?」




「いや、わかんないけど、イベントの賞品だって」




「え~なんなのその豪華なイベント~」





姉ちゃんは箱を上から見たり下から見たりと、ブランドロゴがプリントされた箱を眺めていた。






< 193 / 323 >

この作品をシェア

pagetop