最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
少しでも可愛い姿になりたいから。
「はっじめちゃ~んお~き~て~」
「ん・・・んん・・・」
今日は新道と出かける日だ。
早めに起きて準備して、姉ちゃんに化粧してもらうつもりだ。
「はじめちゃ~ん?」
ベットで寝ている私の頬を誰かが指でつついてくる。
「やあ・・・」
つついてくるその手を振り払って、私は寝返りをうった。
「はじめちゃん、なんて可愛いの!?」
「うがっ!!?」
突然、その誰かが私の上にダイブしてきた。
一瞬、息が止まった。