最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
大型犬が怒られて耳を垂らして、ショボーンとしているかのようで、ものすごくキュンキュンする。
背伸びして新道の頭を、大丈夫だよ〜とあやすように撫でた。
「だから撫でるのはやめろ・・・」
さっきより顔を真っ赤にさせて新道は怒った。
「しょうがないだろ。私は犬にはめっぽうに弱いんだよ・・・」
私は小声でそう言って、口を尖らせ、意義ある目で新道を睨んだ。
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