最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子






それは治ることを知らず、ずっと鳴り続ける。





新道のことを考えるほど、鼓動は速くなる。




やばい・・・!なんだろう、この感覚・・・!早く行けよ・・・!




うつむいてスカートの裾を掴んだ。




「それでは、時間がないのでもう行く。



またな」





新道は私の頭から手を離して、駅の方へ向かった。




「おっおう!!またな!」




私は手を振って新道を見送った。







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