最高にめんどくさいイケメンに愛されている女の子
「う、わ!?」
肩を抱いた至近距離から、少女と目が合った。
その少女の目は、今まで俺が見たことある女の目とは違った。
意志が強く、真っ直ぐ前を見つめた瞳。だけどその目はどこかで見たことある目だった。
ほんの数秒だが、俺たちは見つめ合った。
「はいはいはい!
さっさと天ちゃんから離れてくれない?!」
すると若松が飛んできて、俺の腕の中から少女を奪い取った。