ひまつぶしの恋、ろくでなしの愛
「マジでムカつくー、なんであんなに意地わるいわけ?」



「まさに性格ブスってやつだよね」



「あははっ、それそれ」



「いくら顔が美人でもさぁ、内面がブスだったら意味ないっつーの」




ーーーふん。

悪かったわね、性格悪くて。



そんなの自覚してるわよ。


確かに私は、お世辞にもいい人とは言えないからね。



でも、少なくとも私は、美人だわ。


外見っていう武器があるの。



そして、その外見をフル活用して、仕事にも役立ててるのよ。


成果だって出してる。



陰口たたくしか能のない、見た目も内面も醜いあんたたちよりは、100倍マシでしょ。




私は表情を殺して、ドアを開いて中に入った。



馬鹿女たちが一斉に肩を震わせ、振り返るのが見えた。




「あら、まだサボってたの?

よくやるわねぇ。

いったいどうしてそんなに喋ることがあるのかしら?


せめて実になるような有意義な話をしてくれてるといいんだけど」



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