ねぇ、どうして君は【Final】




「真那斗っ」



彼を見ただけだ笑顔になれるんだ。






「………」


「え、何…?なんか変、かな」



私を見るなり黙ってしまう真那斗。





そんな彼は当然のことながら今、白いタキシードを着てるわけで。



もうカッコよすぎて見惚れちゃうよ。






すると、「桜」ともう一度真那斗に名前を呼ばれる。






「すげー綺麗。似合ってる」


「え……?」




そして次に発せられた言葉にどうしようもないくらい頬が緩んでしまった。






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