ねぇ、どうして君は【Final】
…それからというもの。
「上村さぁーん。ここわかんないんですけどぉ」
「下田さんっ。珈琲どうぞっ」
早乙女さんは男性社員にずっと媚を売りまくっていた。
一応私達女性社員にも珈琲は入れてくれるし、ちゃんと頼ってくれるからまだいいんだけど。
だけど、男性社員にはずっと甘々で。
「真那斗さんっ!珈琲おかわり入れますね?」
特に真那斗には引っ付きっぱなしだった。
「凄いわねあの子。たった1日で女社員全員に嫌われたわよ」
凄く感心して由唯はそう言ってたけど、私はそれどころじゃなかった。