あたしの恋愛事情




さっきまでかたまってた集団が



速さによってばらけてきた。




あたしとちなみちゃんは


もちろんべべなわけで...





というか2人は遠足気分で歩いてる。



「華蓮さん、あの~」



「ん?」





気づかなかったけどちなみちゃんは



少し落ち込んでいるように見える。





「またこんな時に恋愛相談なんですけど...」



「うん。いいよ?」




「愁くん。

 好きな人いると思うんですよね。」




「え?どうして?」




愁の好きな人とかまったく聞いたことがない。




「なんか。私と話してても


 ずっと上の空というか。

 しかも...今まで何人にも告白されてきているのに。


 全部断ってるんですよ。」





まさか。


あいつ女に興味ないのか...?


まさかGEI・・・。


その時は


広い心でうけとめてあげよう。




「ぅ、う~ん。でもだからって
 
 好きな人がいるわけじゃ...」



「いや、前に

 女の子が、愁くん卒業するときに

 第二ボタンくださいって言ってるの見て...



 そのとき
 
 "俺にはあげたいやつがいる”って


 言ってて。」




「そうなの?...うーん。」



「たぶんいるんだと思います。」




「あたしは聞いたことがないけどな~」




あいつこんな頼りがいのある姉さんがいるっていうのに!




恋愛相談ぐらいしてこいよっ!




「そう。ですか...」



だめだ。



ちなみちゃんがしゅん。としてる





どうにかしてあげたい。。。
< 44 / 49 >

この作品をシェア

pagetop