あたしの恋愛事情
さっきまでかたまってた集団が
速さによってばらけてきた。
あたしとちなみちゃんは
もちろんべべなわけで...
というか2人は遠足気分で歩いてる。
「華蓮さん、あの~」
「ん?」
気づかなかったけどちなみちゃんは
少し落ち込んでいるように見える。
「またこんな時に恋愛相談なんですけど...」
「うん。いいよ?」
「愁くん。
好きな人いると思うんですよね。」
「え?どうして?」
愁の好きな人とかまったく聞いたことがない。
「なんか。私と話してても
ずっと上の空というか。
しかも...今まで何人にも告白されてきているのに。
全部断ってるんですよ。」
まさか。
あいつ女に興味ないのか...?
まさかGEI・・・。
その時は
広い心でうけとめてあげよう。
「ぅ、う~ん。でもだからって
好きな人がいるわけじゃ...」
「いや、前に
女の子が、愁くん卒業するときに
第二ボタンくださいって言ってるの見て...
そのとき
"俺にはあげたいやつがいる”って
言ってて。」
「そうなの?...うーん。」
「たぶんいるんだと思います。」
「あたしは聞いたことがないけどな~」
あいつこんな頼りがいのある姉さんがいるっていうのに!
恋愛相談ぐらいしてこいよっ!
「そう。ですか...」
だめだ。
ちなみちゃんがしゅん。としてる
どうにかしてあげたい。。。