彼はあの子の婚約者
部屋の前につき、
鮎が鍵を開け

陸「じゃ、帰るから」

鮎「まって、お願い
ここにいて」

といって、僕を部屋に
無理やり入れた。

僕「おい、」

鮎「お願い、怖いの。
私狙われてるの」

僕「えっ?だったらお母さんたち
こんなとこ置いてかないんじゃない
だから、帰るね」

鮎「本当、本当なの!
お願い、この部屋にいてくれれば
いいから」

僕「ちょっとまって」

僕は鮎の演技かと思い
お母様に電話をかけた。

お母様「もしもし、どうしたの?」

僕「鮎が狙われてるって本当?」

お母様「 ……本当よ。
だから、ちゃんと
守ってあげなさいよ
あと、愛してあげてね」

僕「分かった。じゃあね」

陸「とりあえず、お母様が言うから
ここにいるけど、
なんもすんなよ」

鮎「うん」

陸「じゃ、僕風呂入った来るから」

鮎「分かった。」

俺は仕方なく、
この部屋に泊まることにした。
まぁ、お母様とお父様の顔を
潰したくないしな。
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