domino
 「あの友里がこんな顔するとはね。」

 友里が話を始めると止まらない事をもえはよく知っていた。そして、今までどれだけ男の事で苦労してきたかを知っていた。だから、その話している姿を見ながら、さながら母親のようにうれしくなっていた。

 「友里、ホント良かったね。」
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