発進受信
「さて、いこ」

手を握る。

サラサラとして、白い手。

「はいっ」

玄関を出ると、まず、ある場所へと向かった。

「あの・・・家、こっちなんですけど」

「まぁ、寄り道、寄り道」

手を引いて歩き出す。

「グリーングリーン♪青空にーは小鳥が歌ーいー♪」

昼間と打って変わって人気の無くなった商店街を抜け、神社に着く。

「今日は空が不気味なほど青くて雲が無かったから、どうかなって思ってさ」

そこから見えるのは、無数の星々。

「プラネタリウムみたいだろ」
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