発進受信
「ふーん、じゃあアプローチをかけて様子を見ろってこと?」

「そだねー」

女子は少し考えた後、購買へと向かっていった。

牧村に近寄る。

「なぁ、マッキー、モテル男は辛いなぁ」

肩に手を置いていってやる。

「?俺、もててるの?」

「占って欲しかったら百円出すんだな」

こうやって客をどんどん増やしていく。

アルバイトなんか必要ないほど、お客はいる。
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