満たされない心〜貴方が満たしてくれた〜


「お二人して怖い顔はやめてください」

桜田さんがコーヒーを入れてくれた。


『い、いただきます』

そう口にしようとしたら


「毒、持ってんぞ」


須藤康太の声に
私は止まった


毒……いや…


「若、やめてください」

桜田さんの少し怒った口調に
須藤康太は笑っている


……

馬鹿にしてる…


もう…嫌だ…


なんで……


『悪い…』


謝ったって…



私は黙って下を向いていた。
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