腹黒スマイル王子
エピローグ
高3なり、私、美人、海斗は夏で部活を引退し、受験勉強に集中した。

私は、理人と同じ大学に行くために半年間必死に勉強し無事第一志望に合格することができた。その1年後理人も同じ大学に合格した。

理人は相変わらずモデルとして人気があって何度か私達は危機を迎えることはあったけど二人の想いが変わることはなかった。




そして私は今、住吉商事海外事業部で営業アシスタントをしている。そして今日は新入社員が我が部所に配属されてくる。


カチャ

「本日海外事業部に配属された山神 理人です。よろしくお願いします。」


理人は、最初の契約通り大学卒業までモデルの仕事を続け編集部一同が止める中華々しく引退し我が住吉商事に入社した。

入社式から理人は会社中の注目の的になっていた。
まぁー、あれだけ世間で名の売れたモデルにもかかわらずトップの成績で住吉に入ったとなれば嫌でも注目の的になるでしょうね。

当の本人は、そんなのお構い無しみたいで、私に会うなり抱き締めてきて


「陽向、やっと追い付いた。もうお前から離れないからな。」


なんてみんなが見てるじゃない!

これじゃぁーまるでプロポーズみたいだよ!

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