腹黒スマイル王子
ガラガラガラ♪


「ごめーん。遅くなって。

何右膝痛めたの?」


「えっ?」

「だってほら。アイシングしてるじゃない。」

ホントだ。いつの間に。

「ちょっと見せて。

あー、まだ腫れてるね。痛いでしょ?」

「はい。でもだいぶ楽になりました。」

「これのお陰かな?
でも、念のためお母さんに迎えに来てもらって病院に行きなさい。」


「はい。」

これのお陰。

きっとそう。

あんなに私をドキドキさせっぱなしだったのにちゃんと私の膝のことも気遣ってくれてた。

きゅん

気が付けばりとは居なくなっていた。




< 35 / 144 >

この作品をシェア

pagetop