上司に秘密を握られちゃいました。
でも、成功するまでは、そこまでのめりこむのは、「変わった人」だったり、「そんなことしてなにに役立つの?」と批判されたりするわけです。
なんというか、そういう批判に勝てなければ自分の能力を発揮できない社会って、もったいないことをしているなと密かに思っています。
そして、この作品にはイヤなことをしてくる人物が出てきました。
私が普段感じているのは、10のうれしいことより、1の辛いことの方がインパクトがあって、頭に残ってしまうということ。
公孝や本部の人達がどれだけ藍華を認めても、一言の陰口が気持ちを下げてしまいました。
でもそれって、誰もが経験していることではないでしょうか。
私もそうです。
ただ最近は、ひどい言葉に囚われて、クヨクヨする時間はもったいない。
反省は必要だけど、良いことを考える時間を増やして、幸せになろうと考えるようにしています。
そんな私の理想を、藍華の性格にこめてみました。
イヤな経験はたくさんしたけれど、彼女は常に前を向いて、だからこそ得られた幸せがありました。
長い人生、周りから批判されることも、思わぬ失敗もあるでしょう。
だけど、自分なりの努力を重ねて頑張っていれば、きっと幸せはやってきます。
私はそう信じて、これからも生きていきたいと思っています。
最後までお付き合いくださいました皆様、ありがとうございました。
2015.06.25 佐倉伊織
番外編を追加しました。