従順なペットは愛を囁く



それから、康之さん、日向、私でよく出かけるようになった。

日向の店にも2人で行くようになっていった。

「康之さんは紗那のことをどう思っているんですか」

「え……」

直球過ぎる質問をしたのはもちろん日向。

「あ、ええと、康之さん、あの正直に言ってもいいんで、傷つきませんから。ってか、私、何言ってんだ」

答えざるをえない返しをしてしまった私は、今思うに相当あほだった。

「……可愛いと思います。」

ノックアウト。

「付き合ってください!」

決して、可愛いイコール好きではないことを、わかっているのに何故、こんなに浮かれてしまうのだろうか。

あほだからだ。





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