[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
「やっぱ、元をどうにかするしか、」



「ちょっと、待って!」



席を立とうとする来夢の腕を、慌てて掴む。



「榊くんに何かふっかけるのはやめてよ?」



あれ以上、寄ってこられたら…



迷惑な存在なんてもんじゃない。



邪魔な存在に昇格してしまう。



榊くん、根は悪い人じゃないから、



そんな風に思いたくない。
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