[完]*゚好き好き男子は手に負えない。
聞こえてないと思っているのか、こちらをにやにやしながら見てくる。



思いっきり聞こえたんですけど!



「なんだ、お前らそんな関係だったのか」



「なっ、いや、私は……」



違うんですよ、先生っ!



口をぱくぱくさせる私の近くまで先生は歩いてきて、そっと肩を叩く。



「あのバカに……常識ってものを、教えてやってくれ」



「い、いや…だから私はそんなんじゃ」
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