幼なじみに一目惚れ!?
そして、次の日。


約束通り由奈とカフェで会う。




「優夢、こっち〜!!!」


「由奈!」



聞き出すんだ。


未音じゃないから、こういうのって難しいと思う。


でも、ね。



「由奈ー! 私、由奈と空くんの話聞きたいな!」


「えー! ……優夢が先に話して?」



「……いいよ。
私ね、小学校の時くらいからの友達に恋をしてるんだ。
その子はあずのことが好きなんだけど、ね。」


「そ、そうなんだ。」


「まだ諦めてないからねっ!?
がんばりまーーーす!
はい、由奈の番!!!!」



「終わるの早いよー!






優夢、これ聞いても、私のこと嫌わないでね?」



由奈の口から出たその言葉は意外だった。


私のこと信用しているのかな……?





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