幼なじみに一目惚れ!?
12時45分。もうすぐで未音ちゃんが来る。

待ちきれなくてあずは玄関から出たところでもう待ち始めている。

「あー!早くこないかなー!」

あと15分!!

暇だと思って待っていると


「あず!」

なんとっ空くんが家から出て話しかけてきたのだ。

「そ、そそそ空くん!」

やばい、緊張で噛みまくっちゃった!

「どうしたの!?」

すると覚悟したような顔で空くんが

「あの、さ。い、言いたいことがあって…」

「え、な、なに?」

空くんの口からでてくる言葉が怖い。

最近避けられてたから…

「俺、実は…あずのこと………!!」

え、なに!



「こんにちはー。ってあれ?空斗くん?と、あずさちゃん?っていうかお取り込み中?ごっめーん!!!」

「あ!未音ちゃん!と…優夢?」

なんで優夢がここに?

「えっと、桜庭さん(未音ちゃんの名字)?だったよな?今、すっごくお取り込み中!まぁ、いいけど!」

いつもの笑い方で笑う空くんにきゅんとしてしまう。

「桜庭未音で合ってるよー!ごめんね邪魔しちゃって!」

「あ、じゃあ、入って入って!未音ちゃん、優夢も呼んだの??」

「うん!って、空斗くんなんで!」

「空くん、今同じ家に住んでるの!」

「そうなんだ〜!」

あんまりびっくりしていない。

「あ、じゃあ空斗くんもこの話聞いて行く?っていうか来てほしい。」

はな…し?

「お、おう。分かった」

なんのこと??



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