ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
急に横に立たれたせいで、軽く冷泉くんにぶつかった。



「ひゃっ……。
ごめんなさい」



「…………」



「っていうか、委員長。
あの……。
早くお仕事をすませないと、部活に行けませんよ?」



冷泉くんとは反対の方向を向いて、口早に告げる。



あたしの横、棚にもたれた冷泉くんが腕を組むのが視界の端に見えた。



「そんなことより。
まだ感想、聞いてないけど?」



「へっ?
感想?」



なんだっけ?
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