ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
「大熊さんって、ほんとに高1?」



冷泉くんは、訝しそうに、しげしげとあたしを見た。



「こんなことぐらいで飛び上がるなんて。
ちょっと大げさ」



「……は、はぁ!?」



大げさですと!?



なにをおっしゃる!



あたし、今。



耳元でささやかれたんだよ!?



息だって、ふーって耳にかけられたんだよ!?



「全然、こんなことじゃな――いっ!!」

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