ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
「やっぱり、俺。
花をいじめるの、やめられそうにない」



言葉とは裏腹の、甘い瞳。



「このかわいい顔、何回でも見たいから」



キレイな目が、愛しそうに細められる。



「だから、もちろん……。
星くんには、渡さないよ?
この顔を、ひとりじめしたいから」



「……っ」



冷泉くんはスッと目を伏せ、あたしに向かって斜めに顔を近づけた。



その瞬間……。




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