ドキドキしてろよ、俺にだけ。~クール男子の、裏の顔!?~※side湊完結しました。
「……う、ううん。
ふ、ふたりで……」



ここでもうそをつけばいいのに、星ちゃんの迫力に押されて、今度は本当のことを言ってしまった。



「は?
ふたり?」



案の定、星ちゃんは、眉をぴくんと動かした。



「なんで、ふたりなんだよ」



声が、異常に低くなる。



「……な、なんででしょうね……」



「…………」



気まずい沈黙が部屋に流れる。


< 446 / 503 >

この作品をシェア

pagetop