メガネと海と空の色



「毎日毎日勉強ばっか…俺とも遊んでよー!」

「…せめてテストが終わってからにして」

「え?! いいの?!」

「さあね」

「じゃあ邪魔しない!!」


雅人はそう行って、図書室を飛び出して行った。


「…単純」


自然と漏れていた笑みには、気づかなかった。







「え?! 私が吉田くんの勉強を見るんですか?!」


テストも終わって、雅人からの誘いを流してた頃。



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