I'm crazy about you.


『なんだよそれ…だったら無理させんなよ!』
「京輔?…ちょっと待って…怒らないでよ」

私の言葉が足りないからか、京輔のかんに触ったみたいで。



『せっかく時間作ってきたのにそんな言い方されちゃぁ、怒るに決まってんだろ?だいたい、お前がヘラヘラ男と飯なんか食ってるから!』

耳に直接響いた京輔の怒鳴り声に、張り詰めていた感情がプツリと切れた。





「…もう…いいよ…」
『は?なんだよ、もういいって!』
「言葉のままだよ…」

涙が溢れて頬を伝う。
再びの沈黙。京輔が溜息を吐いたのが、やけに大きく耳に届いた。




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