サザナミ少年少女探偵団Ⅰ
「お客様〜、お会計がまだですよぉ。チョコパフェとブラックコーヒー代ぃ、お支払いしてからお帰りください〜」
最初に席を案内していた、のんびり口調のウエイトレスが、最高の接客スマイルで茂呂の前に立つ。
「朝妃(あさひ)さん、お願いします!」
夏音が叫んだ。
「邪魔するな、どいてくれ!」
ウエイトレスが突き飛ばされそうになる、が。
「よいしょぉ〜」
ダァン!!
瞬間、茂呂が地面に叩きつけられた。
その隙にウエイトレスは茂呂の上に馬乗りになる。
「は?!何す……」
茂呂も状況が分かっていない。
ジャカ
「……」
今度は、どこから出てきたのか、スナイパーライフルとショットガンとを背負い、短機関銃を茂呂の額を抑えるように当てた。
「んもぉ。食い逃げと著作権侵害の容疑で警察突き出しますよぉ〜?」
「な、なんなんだ、あんた!?」
「え〜、あたしですかぁ?あたしはぁ」
ウエイトレスはエプロンのポケットから手帳を出して、茂呂の鼻先に突きつけた。