制服なんて
「どうなんだろうね」
と、苦笑いしか出てこない私。
門までの数メートルを歩いて行くと見覚えのある車。
でも、姿はよく見えなくてあまり気にしなかった。
だけど・・・
「…哲二」
姿がはっきりして驚く。それは、哲二そのものだった。
「え!?哲二さん?」
私のつぶやきに美和子は私の方を向く。
なんで、ここにいるのだろう。
突然のことに動き出せない。
声をかけるのも嫌だし、声をかけられるのも嫌だ。
哲二の前を通りたくない…
だけど、そんな私の思いとは裏腹に
「…遅い」
哲二は私に気づいたのか私に近づいてそう言う。
私にそう言うって事は私を待っていた?
「…わ、私に何か用事?」