雷獣

「圭、待ったぜ~早くこの子車に運ぼう!」
そういってベンチにもたれかかっている雪を運ぼうとすると

「そいつ、生きてんの?」
と話す圭に対して一応?を首をかしげる歩。

「話はついてからすっからとりあえず乗せていいか?」

「いいけど、俺バイクで帰るから歩か朔のバイク貸して。
車の中暑すぎて気持ちわりぃ。運転代って。」

朔の言う通り暖房ガンガンで来てくれたようで車内はかなり温かかった。

「じゃあ俺が運転してしていくから俺のバイクよろしく」

その話にコクンと頷きバイクにまたがる圭。

歩が雪を後部座席に運ぶ。
暖房ガンガンで察してくれたのか毛布もあったのでかけてやる。

「圭さんも来られましたし俺、帰りますね!!」
ケンがそういうのでケンとは駅で解散することにした。

「なんかあったらいつでも電話ください!飛んできます!」
そういいバイクにまたがり来た道を戻っていった。

「じゃ、先に戻ってるから。」
朔のバイクにエンジンをかけ颯爽と戻っていく圭。

「んじゃ、俺も帰ろ。朔!送り狼になるんじゃないぞ~」
ニマニマして言う歩になるかって言いながら車に乗り込む。

車に乗り込み後部座席を確認すると先ほどよりは顔色がいい気がしてホッとする朔。
エンジンをかけいつもの運転より10倍丁寧な運転で”ある場所”を目指す。
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