迷い羊に連れられて
「そうだね。大学3年。君、よくここに来てるよね。まさか今日隣に来るなんて思わなかったよ。」



私のこと知ってたんだ!



「そうですね。今日この席に座ってよかったです。」

「じゃあさ、連絡先交換しようよ。」



その大学生は綺麗な手でスラスラと連絡先を書き、私に渡した。



「ここに連絡してよ。」



まさか向こうから連絡先をくれるとは予想外だった。



「ありがとう...ございます!」



口をパクパクさせながら返事をした。

まるで夢みたい!!
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