元姫VS現姫





慎『ふっ、美夢って変わってるな。こんなこと言われたので初めてだ。』



美『初体験できてよかったね。』



慎『そうだな。』



美『でも、今だけは泣きたいなら泣きなよ?溜め込んでたらいつか、溜め込めなくなって爆発するよ?』



慎『でも、快斗いるじゃん?』



美『あっ!そっか。じゃぁ、今だけは総長室行こ?あそこなら防音だし!』



慎『俺が入れるわけないだろ!』



美『姫の言うことは絶対!でしよ?』



慎『そうだな。』



ーガチャッ



総長室に入って扉が閉まると同時に慎は泣きだした。



美『大丈夫。いずれ、慎にも相応しい人が現れるよ。慎だけを見てくれる…。』



慎『ありがとな。泣いてスッキリした。』



美『どういたしまして!』



慎『そろそろ、戻ろか?』



美『そうだね。』





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