隣の席の君
家に帰ると、蒼兄がもう帰ってた
珍しい事もあるんだなぁ
そう思ってリビングに入った
「おかえり」
「ただいま」
蒼兄が座ってるソファの隣に座った
「どうした?」
まだ何も言ってないのに…
顔に出てるのかな?
私は試験の賭けの話を蒼兄に話した
どういう反応をするのか
ちょっと怖かったけど…
「あははは
それで愛梨は数学が60点以下だったって訳だ」
「そんなに笑わなくてもいいじゃん」
「まぁいいんじゃね」
「えっ?」
驚いて蒼兄の顔を見つめた
蒼兄は夏休みの間
パパとママの会社の手伝いをして
夜は友達と会う約束が詰まってるから
ちょうど良いらしい
そんなに簡単でいいのかな…
「蒼兄彼女でも出来た?」
「バーカ
んな暇あるか
南丘が北洋だけじゃなく
うちにも喧嘩売ってきてんだよ」
「南丘って今そんなに荒れてるの?」
「あぁ頭が2分裂してんだよ
この夏には決まるんじゃねーか」
あっ…でも北洋の頭って誰なんだろう
「心配しなくても頭とか
そういうのに嵐は関わってねーよ」
ちょっと安心した
「でも、あいつも敵が多いからな
気をつけとけ」
そうなんだ…