ショータロー☆コンプレックス2
どのような評価をするかは見るものの判断に任せるようにして、美しさを保つ努力を怠らなかった素晴らしい人達を、どんどん紹介して行って欲しいと思う。


そしてもちろん、他人に容姿の評価をされたくない人は、最初からそういう企画に参加しなければ良いんだから。


「すみません。友達が歩くのも辛いみたいなんで、一緒に付いてきちゃいました」


「ああ、大丈夫ですよ。そこに腰かけさせてあげて」


なんて事を考えている間に辻谷と先生はそんなやり取りを交わし、オレはなすがままに丸椅子の上に座らされる。


「しんどかったでしょう?もう大丈夫ですからね」


そう言いながらオレとしっかり視線を合わせ、先生はニッコリと微笑んだ。


その笑顔がすごく優しくて温かくて、気持ちがすーっと楽になったのと同時に、何だか感極まって涙が出そうになってしまった。


ここまでの過程はともかくとして、この病院に来てこの先生に会えた事は、オレにとってすごく意味のある事だったように思う。


「良かった間に合って。やっぱりここって今でも夜7時までやってたんですね」


役目を終えたハズの辻谷は何故かその場から立ち去らず、オレの傍らに立ち尽くしたまま先生に問いかけた。


「大分前に知り合いから聞いた情報だったんで、もしかしたら変わっちゃったかもしれないと思ってたんですけど」
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