境界線
「まみ」

私は声の聞こえる方に耳を傾けた。

「麗奈…なんか、めっちゃ可愛いんですけど…」

今日は祭当日。
まみは麗奈との約束の場所に来ていた。
麗奈は化粧をいつもよりキレイにしていて…ショウのために頑張ったと思うと胸が痛かった…

「まみ、今日はよろしくね」

「うん…なるべく2人きりにするように頑張るから」

私…馬鹿だよなぁ本当は自分だってショウの事好きなのに…

「あっいた02まみ麗奈」

聞きなれた声の方に耳をやると…

私服姿のショウと隼人がいた…

「今日は楽しもうね」

麗奈がショウの腕をとりながら言った。
…ヤバイかっこいい。でも胸がモヤ02する…

「俺達も行こうか。」

隼人の声で正気に戻った…

「…うん」

ねぇ
隼人…キミは何を思ってココに来たの
私は…
キミにたくさん助けてもらったね。

ありがとう
今なら素直に言えるよ……
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